ねぎや陵楓閣
有馬温泉(兵庫県)
有馬温泉の旅館”ねぎや陵楓閣”の改修プロジェクト。
工事は段階的に計画され、第一段階では客室3室をリニューアル、第二段階で大浴場のリニューアルを行なった。
宿主は「日常よりちょっとだけ上質」という目線を大切にしており、設計にあたっては派手なことを控え、時間とともに味わいが出るような素材感を大切にしたデザインを心がけた。
大浴場では、「枯れ方」を宿主とともに考え、経年変化で退色するスノコや木部を念頭に、浴槽の形状や素材の検討をしている。また手掛りやオブジェ、脱衣室の鏡装飾等を金工作家の太田彩子氏に依頼している。
客室の改修に当たっては、取っ手など手に触れる部分を金工作家の太田彩子氏に依頼、扉にはめこまれたステンドグラスや照明などは、設計者の弟で有馬在住のガラス作家、豊田康次郎氏に依頼している。
 
  
 
   
 
 
 
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